2015年3月8日日曜日

2015J1第1節アウェイ 名古屋グランパス戦

松本山雅FC J1元年となる2015シーズンがついに始まりました。

開幕戦はアウェイ豊田スタジアムで、オリジナル10名古屋グランパスエイトとの対戦となりました。

やってきました豊田スタジアム
予想外の開始4時間前開門で慌ただしく入場して席を確保し顔を上げると、巨大なスタジアムに圧倒されました。

アルウィンとはスケールが違いすぎます。

開閉式のドームだそうな

みんなでパシャリ



様々な感慨にふけっていると、歴史的試合開始の時間があっと言う間に来てしまいました。

今シーズンも気合い入れて応援するぞ!
最後まで走りきれ

試合開始
立ち上がりから予想通りのグランパスペースでしたが、村山の好セーブで決定機を凌ぐと徐々に膠着状態になっていきます。

ポゼッションは圧倒されておりシュートチャンスは全く有りませんでしたが、相手の攻めに少し慣れてきた30分過ぎ、初めて取ったCKでなんと山雅は先制に成功します。



ワンチャンスを生かしJ1初ゴールを奪ったものの、少し喜びすぎたのかそのわずか1分後 同点ゴールを決められてしまいます。

やはりJ1は甘くない、見事な連携で完全に裏を取られてしまいました。

その後いつ2点目を取られるのかヒヤヒヤもんでしたが、なんとか1-1で前半は終了、しかしシュート数は僅か1本だけ(相手10本)で、内容の方は圧倒され続けたものでした。

後半開始

後半が始まり、相手が仕掛けてくるかと思いましたがそうでもなく、どちらかというと山雅が前半よりは前目で試合を進めることが出来るようになり、ショートカウンターなども出るようになって徐々にゴールの匂いがするようになってきました。

そして63分、またもや岩上のCKから、ニアの飯田が合わせたボールをグランパス不動の守護神楢崎がはじくものの、詰めていた池元が無人のゴールに流し込みました。


その後気落ちしたグランパスは攻めが単調となり、試合は完全な山雅ペースへと変わり、ここで守りに入るのではなく、点を取りに行く姿勢を崩さなかったことが喜山の3点目に繋がります。




岩上のクロスに相手DFのミスとオビナの冷静なアシストでダメ押し、と思われるゴールを喜山が突き刺しました。


この時間帯のスタジアムは山雅一色、アウェイジャック状態で正直これで勝ったと思ってしまったのですが、決して諦めない選手が敵にはいたんですよ。

そう闘将 闘莉王です。

ここからの時間、目の前で起こっていることが信じられませんでした。この流れからこんな試合になっていくとは・・・


前線に上がった闘莉王が78分、頭で合わせて1点差に詰め寄るゴールを決めると、その無言の闘志でスタジアム内の雰囲気が一変しました。

生き返ったグランパスは選手交代も交えて、パワープレイで山雅ゴール前に迫ってきます。

息つく暇を与えず80分にはノバコビッチに同点ゴールを奪われてしまい、試合は振り出しに戻ってしまいます。

さらに攻勢を強めるグランパスの攻撃に完全に浮足立った山雅DF陣は90分、たまらずPKを与えてしまいました。

蹴るのは先程貴重なゴールを決めた闘莉王です。ここでPKを決められやはりJ1の壁は厚かったという結果になるのか。


いやそうではなかった、男村山が見事にコースを読み闘莉王のPKをストップ、絶体絶命のピンチを救ってくれました。

試合はそのまま3-3で終了、壮絶な試合の結果は引き分けに終わりました。


いったいサッカーの神様は何を考えているのでしょう。

点を取るのもやっとと思っていた山雅が3点を取り、勝ったと思った瞬間追いつかれて、PKで負けたと思ったら、点は入らず引き分け。

これほど目まぐるしく展開が変わる試合は始めてみました。


ただ冷静に振り返ってみると、3点目を取ったとき、選手にもサポにも一瞬の気持ちのスキが出来てしまった。それを見逃さなかったグランパスはさすがというほかありません。

J1で戦い続けているプライドと経験が、勝ち点3を取るのは簡単ではないという事を、身を持って我々に教えてくれたということでしょう。





次節、聖地アルウィンでのJ1開幕戦は、サンフレッチェ広島との対戦です。

更に気を引き締めて気持ちを込めて応援したいと思います。



PS
初めての豊田スタジアムは素晴らしいスタジアムでした。

球技専用ということで、ピッチが近くて非常に臨場感があり見やすかったです。

スケールで言えば日産スタジアムの方が大きいのでしょうが、トラックがあり更にスタンドの傾斜が緩やかなのでピッチが遠く感じられました。

開閉式の屋根が有るし、バックヤードも室内のような作りになっており、雨の心配はいりません。

僕が行った中では最も素晴らしいスタジアムでした。

ほんとうらやまし~^^






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