2014年8月4日月曜日

2014J2第25節アウェイ ジュビロ磐田戦

2014J2第25節 アウェイで行われたジュビロ磐田戦は1-1のドローという結果でした。


自動昇格圏の2位に付けている山雅に対して、勝ち点4差で3位に付けているジュビロはホームということも有り、相当な意気込みで望んで来た戦いだったようです。

僕の中では もしアウェイでジュビロに勝つことが出来れば、今シーズンの山雅の強さが本物であることが確信出来ると考えていた一戦でもありましたし、初ヤマハスタジアムということ、さらに8月3日開催ということで 参戦を決めるのに全く迷う事は有りませんでした。


アウェイゾーンを埋め尽くした山雅サポーターの一発目のチャントは松田直樹チャント、試合前から否が応でもテンションが上がる山雅サポに向けて、磐田サポの反撃もすぐに始まりました。



双方の応援合戦にスタジアムのヴォルテージが最高潮に達した中で試合は始まりました。

試合展開としてはポゼッションのジュビロに、スキを狙う山雅という予想された構図では有りましたが、その中でも目を引いたのがジュビロ松井の個人技の高さでした。

バイタルエリアを縦横無尽に走り回り決定期を作る松井を、止めることは出来ませんでしたが運良くゴールは決まらず、こちらに決定機が回ってきます。

33分いい位置でセカンドボールを拾った喜山が左サイドの船山へパスをつなぎ、船山は狙いすましてファー側へ早いクロス、中央のサビアを通り越したボールはフリーで走り込んでいた岩上が頭で合わせて、なんと山雅が先制のゴールを奪いました。

正直前半は0-0でいければと思っていた矢先の得点で、責められていてもスキを突いて得点を狙うという山雅の真骨頂が出た得点でした。



徐々に運動量が落ちてきたジュビロにこの後は決定期を作らせず、ただ山雅もチャンスは有りながら2点目は奪えず時間は進んでいきます。

その後選手交代が流れを変えることになるのですが、なんで山崎とポポが控えにいるのでしょう。

相次いで交代した2人が攻撃を牽引して迎えた終盤87分、ついにゴールを破られてしまいます。

自陣深く攻め込まれた中、引いて守りを固める山雅でしたが、ポポのエリア内への縦パスに14番が反応して受け中央山崎へパス、ロストしたかに見えたボールを山崎がしぶとくトラップしてDFを振り切りシュートをうたれてしまいました。



判断力 スピード 強さ テクニックなどの個人能力の高さに、練習で培われただろうコンビネーションが加わった見事なゴールでした。

これを途中交代の選手がやってしまうジュビロの選手層は凄いとしか言いようが有りません。 


その後も攻め込まれましたが、体を張った守備でなんとかしのいで試合は終了、上位対決のプライドと意地がぶつかり合った試合は1-1のドローという結果に終わりました。


最後はジュビロの強さを見せつけられましたが、こちらの良さも十分出た試合でアウェイで引き分けたのは結果としては良かったのでしょう。

ただ山雅にも交代で出て終盤に決定的な仕事が出来る控えの選手層が必要だと感じさせられる試合となりました。


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