2012年8月3日金曜日

8月4日と8月7日と

昨年の8月4日、仕事中に入ってきたマツの悲報に驚きました。
いてもたってもいられなくなり、仕事終わりにアルウィンへ向かっていました。

何人かの人が既に集まり、涙している人や寄せ書きをしている人がいて 献花台も用意はされていませんでしたが花を手向けて、その場を去りました。

なんでマツが亡くならなくてはいけないのかという思いや、つい先週まで目の前のアルウィンのピッチに立っていた彼の姿が見られなくなる寂しさが、頭の中を駆け巡り気持ちの整理が付きませんでした。

そんな中でもリーグ戦は待ってはくれず向かえた8月7日のSAGAWA SHIGA戦、雷雨の中でしたが行かないという選択肢は考えられませんでした。
試合開始が遅れてしまうハプニングも有りましたが集まった9000人超のサポーター達は、いつもとは違う精神状態で試合に臨まなくてはならない選手達を励まし鼓舞する為に大きな声援を送ります。

しかし気持ちばかりが先走っていた選手達はイエローを連発してしまい前半と後半に一人づつの退場者を出し圧倒的に不利な状況に追い込まれてしまいます。
それでも残った9人の山雅戦士達は最後の一秒まで物凄い気迫でゴールを目指して戦い抜きました。

敗れはしましたが、サッカーの試合でこれ程 気持ちの入った試合を見た事は初めてで、感動で自然に涙が溢れていました。

試合後、マツへの思いを込めたチャントを歌い終わった時、彼への気持ちにひと区切りを付ける事が出来、今後も松本山雅を愛して応援していく事を確信することが出来ました。

2011年の8月4日と8月7日は自分にとって絶対に忘れることのできない日となりました。


その後、天皇杯での度重なる神掛かった勝利や奇跡的なJ2昇格など、イタズラ好きのマツが仕組んだとしか思えない劇的な物語が続いていきます。

そしてもう一日 忘れる事の出来ない日が出来る事になるのですが、またその日が近づいてきたら思い出してみたいと思っています。

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