前半27分の山形の得点は左サイド13からのクロスを野沢と多々良が交錯しキャッチできず18がシュート、多々良がゴール前防ぐがこぼれ球を19に決められてしまいました。
ここまでは流れが悪くボールを支配されており、いつ点を取られてもおかしくない展開でした。
前半は耐えるしかないと思っていた37分、フリーキックから松本山雅のJ2初ゴールは生まれました。
喜山が放り込んだボールのクリヤーが中途半端になり、拾った久木田から弦巻へ渡り 右足でトラップ後、左足で振り抜き見事ゴール左隅に突き刺しました。
押されていた中で、弦巻の個人技が光った素晴らしいゴールでした。
このゴールで山雅サポーターは勢い付き、選手の動きも良くなってきて、後半の入りもその勢いのまま徐々にいい攻めの形がみられる様になり逆転の可能性も有るか、と思わせる展開になっていきました。
しかしさすが昨年はJ1にいたチームです、迎えた72分 15と19が中盤でパスを回し崩しに掛かるかとみせてチェックが甘くなった隙に19がロングシュート! 風が味方したか野沢の左手をかすめてゴール左角に決まってしまいました。
19番の秋葉選手はユースから山形一筋で、生え抜きの選手だそうです。
その後木島(兄)を投入し勝負を仕掛けましたが残念ながら、最後まで得点を奪えず試合終了となってしまいました。
今日は序盤に完全に試合を支配されてしまい先制点を奪われてしまった事、そして相手のプレスが効いて中盤がいい形でボールを持てなかった為、前線に良いボールを供給出来ず2トップを活かすことが出来なかった事、等が敗因かと思います。
モンテディオ山形は3月11日に東北に明るいニュースを届けるんだという強い気持ちで望んでいたようです。
今日はやられましたが、相手のホームでの試合では東北の皆さんをアッと言わせるような試合を見せて欲しいです。
次は17日にアルウィンで第3節ギラヴァンツ北九州戦です。山雅の初勝利を信じて、次の試合に臨みたいと思います。
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